カリプソ・キャバレーのニューハーフ・ショー |
午前10時45分発のエアアジア機でほぼ定刻に出発。
天気予報では、バンコクはこの日から数日間雨マークでしたが、ドーン・ムアン空港到着時にはかすかに青空も見えました。
ここまでは順調でしたが、入国管理が大混雑。この風景を写真に撮ったところを係官に見つかり、消去させられてしまいました。そういえば、前にも他の国に入国する際に注意されたのを思い出しました。
40分程かかってやっと審査終了。
入国審査のカウンターを出たところにズラーッと両替の窓口が並んでいました。
空港のレートは悪いのは知っていたので、チェックだけしておきました。殆どの店が同じで位で1万円=2,642バーツ。と言うことは1バーツが3.79円です。
一時は3円ぐらいだったので、かなりタイバーツは上がっているようです。
手持ちのタイバーツが1万円程残っていたので、ここでは換金しませんでした。街で幾らくらいで換金できるかが楽しみになりました。
ホテル予約時に一緒に予約していたタクシーの運転手を見つけ、ホテルへ向かいました。
国際線のスワンナプーム空港からは、電車もあるのですが、こちらは建設中でまだ営業していません。上の機内から写した写真で、翼の下から右の方に延びているのがその鉄道です。かなり出来ているので、近々電車を使えるようになるのでしょう。
タクシーは92リンギット(約2,400円)で結構高かったのですが、今回は安心を取りました。次回はグラブを使ってみようと思います。
高速道路を降りたとたん大渋滞。バンコクは一つの信号がとっても長く、変わるまで数分待つようです。急いでいる旅ではないので、別に焦ることもなく約1時間でホテル着。
今回はPullman Bangkok Grande Sukhumvit と言う、以前のMillenium Hotelを改修したホテルに宿泊しました。
最初はAgodaで予約したのですが、ホテルのWeb Siteをチェックしたら、エグゼクティブ・ラウンジを使え、尚且つ高層階の部屋を確保してくれて、同じぐらいの値段で泊まれるようなので、即変更しました。
チェックインは、エグゼクティブ・ラウンジで。
ここでは、朝食、アフタヌーンティ、夕方からお酒類が楽しめるソーシャル・アワー、6時から23時のオープンタイム中、コーヒーやティー、ソフトドリンクが提供されます。2日目で触れますが、このサービスのお蔭で2日目の夕食が助かりました。
その他にも宿泊中1名3点までのラウンドリーサービスが無料など、色々の特典があるそうです。(ランドリーサービスもしっかり利用しました。)
写真は部屋から見たホテルの東方面です。
部屋に荷物を置いて、早速遅い昼食に出かけました。
こちらの写真はエレベーター・ホール横から吹き抜けの階下を見下ろしたものです。こうしてみると、ヨーロッパで見たどこかの教会の屋根のようです。
食事に向かったのは、ホテルの向かいにあるターミナル21と言う複合ビルです。(写真は3日目の朝に写したものです。)
但し目の前の道路は横切れないので、一旦近くの地下鉄(MRT-ブルーライン)のスクムウィット駅に降りて、BTSスクムウィット線のアソーク駅横から建物に入ることになります。
金曜日の午後ですが、かなりの人出でした。
各階にパリとかサンフランシスコとかの世界の都市の名前がついていますが、どの階で何を扱っているのか初めての私達には理解できませんでした。
レストランも日本の有名店がかなり出店していましたが、バンコクにいるのだからとタイ料理に目星をつけて捜しました。
フードコートもかなり大きいのですが、どの料理がどんな味がするのかわからないので、椅子に坐れてメニューでオーダーできる「Ponn」という店に入りました。
写真の様にマッサマンカレーに何故かトーストがセットされていました。
この他にグリーンカレーのチャーハンなどを頼みました。
味はまずまずでしたが、オーダーしたビールや料理の一つが通っていなくてちょっとイラっと来ました。お客の半分以上は日本人でした。サービスの向上を祈ります。
エネルギーの補給もできたので、館内をブラブラ。妻たちはお茶してから、今夜のニューハーフ・ショーの割引券をゲットしにHISを捜しに行くというので、わたしはBTSで隣のナナ駅の前に在る両替店へ行きました。
ネットで見付けたレートの良い両替店の中で、最も近くに在ったので行ってみました。1万円が2,825バーツ(1バーツが3,54円)でなんと空港より183バーツも良い。1万円で650円良い計算になります。でも往復で32バーツの交通費を使うことを考えたら、たくさん換えないとメリットがありませんね。
それでも迷わずここで両替。銀行のようなシステムで、最初に必要事項を記入し、日本円を窓口で渡すと、引換券をくれます。椅子に座って待っていると7~8分で呼ばれました。結構利用者が多いようです。
外に出たらなんと土砂降り。並んでいる店の庇を使い、何とか駅に登る階段に辿り着きました。
写真は雨のアソーク・モントリー通りです。
アソーク駅はこの写真の左側、HISは右側です。通りの右側中ほどにある白くて上の方が斜めに傾斜しているのが、私達の泊まったPullmanホテルです。
HISに行くと割り引きは切符を購入しなくてはいけないとの事。夜9時の席を購入しました。ドリンク付き1,200バーツ(4,280円)のチケットが900バーツ(3,200円)でした。
この時はまだ5時過ぎ。もう一つ前の7時半の方が良かったかな。などと話しながら、とにかくショーが行われる、カリプソ・キャバレーのあるASIATIQUE(アジアティック)へ向かいました。
MRTブルーラインでスクムウィットから、シーロムへ。
写真は社内の優先席の表示です。黄色い3段腹のような記号は何だかわかりますか。 そうです。僧侶です。ちょっと他では見ないので写してみました。流石仏教国ですね。
シーロムでBTSに乗り換えサパーン・タクシーンへ。
出口を出て進行方向に向かうとすぐ、バンコクの中央を走るチャオプラヤー川に突き当たります。
BTSの高架の下を左に向かうとASIATIQUE行きの無料フェリー乗り場があります。
大勢の人が待っていますが、ボートはかなりの頻度で来るようですし、1艘に押し込む乗客数が半端じゃないので、待つことなく乗船できました。
わたしたちは最後の方で乗ったので当然立ち席です。
やっと外を写すことが出来ました。
写真の川岸に見える観覧車がある所が目指すASIATIQUEです。
川を下る事10分足らずで到着です。
ここは貿易会社があった場所で、コロニアル様式の建物やレンガ倉庫、船着き場を再活用しています。11万7000㎡の敷地に1,500もの店舗と50軒に近いレストラン、観覧車、そしてこの夜の目的である、ニューハーフ・ショーのカリプソ・キャバレーがあります。
広い通路にはこのような屋台が並んでいます。
時間は6時半過ぎ。7時半に交換できないかとカリプソに向かいました。
窓口付近で美人の案内嬢(?)に声をかけられました。
7時半に変えられるか確かめてもらいましたが、既に満席との事。残念。後2時間ショッピングと食事をしながら時間を潰すことに。
HISで買ったものは正規のチケットに変える必要があり、窓口に並びました。
ところが私の番になり処理を始めた途端、ガタン!と言う音と共に真っ暗に。
なんと停電です。敷地内の全ての建物の電気が消えてしまいました。とんだハプニングです。
15分程窓口で待ちましたが、回復しません。事務所の中は非常電源が生きていてパソコンは動いていました。
取り敢えずスタッフも回復を諦めたのか、私の入場券の変更だけはやってくれました。
外に出て少しブラブラしましたが、お店もやっていないので観覧車へ行ってみました。
ここは別電源なのか、通常通り営業をしていました。1人450バーツ(約1,500円)と高いけど、時間つぶしには丁度いいので乗ってみました。
これが思ったより速い。でも川沿いの夜景がきれいなのと、室内が空調完備で外の暑さを忘れさせてくれたのが有難かった。
写真はそのゴンドラからガラス越しに見える夜景です。
観覧車を降りると、何と電気が戻っていました。
ブラブラと店を覗いていたのですが、お腹が空いて来たので夕食にする事に。
川岸にテントが張られていて、屋台街のようになっていたので行ってみました。
凄い人で身動きが取れません。
こちらは何と!ワニの丸焼きです。
こちらはサソリにイナゴ、蜂の子などの昆虫の唐揚げです。
とても口に入れられそうにないので、シーフードのレストランに行くことにしました。
こちらのレストランです。
外のテラス席に着いたのですが、オーダーを終えた辺りから小雨がバラついてきました。慌てて部屋の中のテーブルに移動しました。
娘がどうしても外せないと言っていたプー・パッ・ポン・カリーをオーダーしました。蟹をカレーで炒めて溶き卵でとじたタイの定番料理です。
ところが料理が出てきたのが9時20分前。9時10分前までにカリプソに来るように指示されていたので、折角のおいしい料理もゆっくり味わうことが出来ませんでした。
劇場は一番奥にあるので小走りで向かいました。
ところが停電が影響していて、前の7時半からのショーがまだ終わっていませんでした。結局劇場内に入ったのは9時20分頃でした。
もっとゆっくり料理を楽しめたのに。
それまで写真のレストランの周りのテーブルで待つことに。
劇場の入り口は写真奥の2階部分にあります。
待つこと30分。やっと劇場内へ。
わたしたちは真ん中寄りの最前列。但しテーブルの前方に2人、そして後ろの長椅子に3人なので、正確には前から2列目でした。
席に着くとすぐに開幕です。おそらくかなり時間が押していたんでしょう。
華やかなショーが始まりました。女性は全員ニューハーフ。そのスタイルの良さや美人なのに驚きです。
次々に趣向を凝らしたショーが続きます。
エルビスも登場。
こちらは会場特に日本人客を喜ばせたショーです。
日本の演歌で踊るこのキャラは大うけでした。
こちらは打って変わって妖艶なダンサー。
この豊満なボディには圧倒されます。
和装のダンサーが衣装替えして再度出てきました。
私の前の席の彼は、先ほどから狙われていて、後で見ると頬にしっかりとキスマークを付けられていました。
あっという間に1時間半近くのショーがフィナーレ。
大きな拍手を受けながら出演者全員が舞台へ。
外に出ると、綺麗どころがずらりとお見送り。一緒に写真を撮ってくれます。勿論チップは弾まなければいけませんが。
もう11時近くです。
急いで食事の前に目星を付けておいたショップに行って買い物。
11時過ぎのボートに乗ってホテルへ。途中シーロムで乗り換えようとした
ら乗換駅を乗り過ごしてしまいました。MRIブルーラインではシーロム駅ですがBTSではサラディーン駅と駅名が違います。
そのままBTSのサヤーム駅まで行き乗り換えてアソーク駅へ帰りました。これが結果的に良かった。乗り換えもMRTからBTSより、BTSどうしの方が同じ駅で簡単だし、乗車料金も少し安いようです。
長い1日でした。翌日はアユタヤ観光を予定しています。こちらは次号でお伝えします。
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