2019年11月19日火曜日

Smart Selangor_駐車アプリによる駐車違反罰金の支払い

1週間前、ちょっとした勘違いで駐車違反のチケットを切られてしまいました。

色々な罰金支払い方法がありますが、今回はとっても簡単で、IT的に進んだ方法をご紹介します。

その前に、こちらでの公営駐車場(路上や駐車スペースに黄色の線が引かれていて、有料である旨が分かるようになった場所で、通常町や警察が管轄している)での駐車料金の支払い方法をご紹介します。

 大きく分けて、現金での支払い、クーポンでの支払い、アプリによる支払いの3方法があります。

 現金とクーポンでの支払いは、駐車場の管轄団体によって異なります。現金は駐車スペースにコインでの支払い機が有るので、そこにコインを入れて車の登録番号と時間を入力し、プリントされたものを、車のダッシュボードの上に置いておきます。高くても1時間1リンギット(26円)です。

 クーポンは、別途その駐車スペースのどこかにあるコンビニのようなところでクーポンのブックレット(ほとんどが10枚綴り、Peteling Jayaの場合は6リンギット、1時間0.6リンギット-20円弱です)を購入し、日付、駐車時間をコインで削り出し、ダッシュボードに置いておきます。
エリアによってクーポンが異なりますので場所を確認する必要があります。

 3つ目が駐車アプリの利用です。これは現金・クーポン両方の駐車場をカバーしています。
 まず無料のアプリをインストールして、連絡先や車の番号を登録し入金しておきます。
 駐車時にアプリを起動すると停めているいる場所がGPSで検知されます。アプリが使用可能の場合は、その旨が表示されます。カバーされていない場所の場合は、先に進めません。利用可能なら車の番号そして駐車時間を指定できます。
 延長は時間が来る前に必要な時間を足せば可能です。いちいち車に戻る必要はなく、ネットが使用可能なところならどこからでもできます。レストランで話に花が咲いて思ったより長く駐車する時、テーブルについたまま、延長できるのでとっても便利です。

 現在私はクアラルンプール市内をカバーしてるJOM Parkingと言うアプリと、クアラルンプールを含むセランゴール州をカバーするSmart Selangorと言う2つのアプリに登録しています。どちらも入金しておかねばならないので、大は小を兼ねるSmart Selangorだけで良いと思います。


 さて本題です。駐車違反は初めての経験です。色々な方から聞いてたのですが、早めに払えば割引してもらえるという意見が大半でした。

 違反場所がクアラルンプールの北にある、Kepongと言う町で、市の南に住んでいる私たちからすれば結構遠い。

7日目の今日になって、やっとチケットの裏に書かれていた、Kepongにある支払いカウンターに45分かけて行ってきました。 写真がそのオフィスです。

 込んでいるかと思ったのですが、待ち時間なしでカウンターへ。

写真が違反チケットです。

 ただでなくてもマレー語で解読が難しいのに、車を停めている間に雨が降り、ところどころ文字が抜けてしまっています。

 カウンターの女性によると、「2日以内に来れば10リンギット(約260円)だった。」とのこと。確かに真ん中の赤いところにRM10と書いてあります。肝心のところの文字が消えてしまい、そんな事とはつゆ知らず1週間放置してしまいました。

 正規の罰金は60リンギット(1、560円)です。安くならないか交渉してみました。私たちが行ったところは分所なので「できない」という返事。でも本部(Batu Cave-ここから30分)に行けば20リンギット(約520円)で良いと教えてくれました。親切にWAZE(カーナビ)に入れる名前まで書いてくれました。

 40リンギット(約1、040円)セーブできるなら、もう30分走るかと、妻と相談していたら、突然、「e-parkingのアプリで登録しているか。」とのこと。「Jom ParkingとSmart Selangorに登録しているよ。」と答えたら、何とSmart Selangorで支払えるとのこと。それも20リンギットとのこと。


 えっ、それを知っていたら、わざわざ45分もかけて来ることなかったじゃん!それより当日支払っていれば10リンギットで済んだかも。

 早速支払い方法を教えてもらいました。
① Samrt Selangorのアプリを起動する
② 駐車するときの画面上、又は駐車場ではない場所からの時は、表示されたホーム画面より左上の三を押します。下に出てきた項目の中からPaymentの画面へ行くと駐車するときの画面と同じ画面が表示されます。
③ 上の方に3つ出てきている、機能の一番左にあるPAY COMPOUNDを選びます。
④ Scan Compound Barcodeと言うブロックが出てきます。ここを押すとBar Code Readerが出て来きます。もし正しく読み込まれないときは、Barコードの下に書いてあるXで始まる番号と車の番号を入力することもできます。
⑤ その後は確認画面が出て来るので、OKなら支払いボタンを押します。
⑥ 支払い後、ホーム画面からReceiptへ行きCompound Recordを選べば確認できます。因みにこの画面でParking Recordを押せば最新の駐車料金を確認できます。またどちらも同時に登録していたメールアドレスにReceiptと言う件名でメールが来ます。

 便利なアプリなので、お勧めです。
 
 駐車場のオンライン支払と言い、駐車違反罰金のオンライン支払と言い、日本よりかなり進んでいます。もっとも日本ではこちらのような駐車形態が存在しないか???

2019年9月24日火曜日

バンコクとアユタヤ観光_第1日目


カリプソ・キャバレーのニューハーフ・ショー
妻と娘と3人で2泊3日の駆け足バンコク旅行に行って来ました。

 午前10時45分発のエアアジア機でほぼ定刻に出発。

天気予報では、バンコクはこの日から数日間雨マークでしたが、ドーン・ムアン空港到着時にはかすかに青空も見えました。

 ここまでは順調でしたが、入国管理が大混雑。この風景を写真に撮ったところを係官に見つかり、消去させられてしまいました。そういえば、前にも他の国に入国する際に注意されたのを思い出しました。

 40分程かかってやっと審査終了。




入国審査のカウンターを出たところにズラーッと両替の窓口が並んでいました。

 空港のレートは悪いのは知っていたので、チェックだけしておきました。殆どの店が同じで位で1万円=2,642バーツ。と言うことは1バーツが3.79円です。
 一時は3円ぐらいだったので、かなりタイバーツは上がっているようです。

 手持ちのタイバーツが1万円程残っていたので、ここでは換金しませんでした。街で幾らくらいで換金できるかが楽しみになりました。


 ホテル予約時に一緒に予約していたタクシーの運転手を見つけ、ホテルへ向かいました。
国際線のスワンナプーム空港からは、電車もあるのですが、こちらは建設中でまだ営業していません。上の機内から写した写真で、翼の下から右の方に延びているのがその鉄道です。かなり出来ているので、近々電車を使えるようになるのでしょう。

 タクシーは92リンギット(約2,400円)で結構高かったのですが、今回は安心を取りました。次回はグラブを使ってみようと思います。

 高速道路を降りたとたん大渋滞。バンコクは一つの信号がとっても長く、変わるまで数分待つようです。急いでいる旅ではないので、別に焦ることもなく約1時間でホテル着。

今回はPullman Bangkok Grande Sukhumvit と言う、以前のMillenium Hotelを改修したホテルに宿泊しました。

 最初はAgodaで予約したのですが、ホテルのWeb Siteをチェックしたら、エグゼクティブ・ラウンジを使え、尚且つ高層階の部屋を確保してくれて、同じぐらいの値段で泊まれるようなので、即変更しました。












チェックインは、エグゼクティブ・ラウンジで。

 ここでは、朝食、アフタヌーンティ、夕方からお酒類が楽しめるソーシャル・アワー、6時から23時のオープンタイム中、コーヒーやティー、ソフトドリンクが提供されます。2日目で触れますが、このサービスのお蔭で2日目の夕食が助かりました。

 その他にも宿泊中1名3点までのラウンドリーサービスが無料など、色々の特典があるそうです。(ランドリーサービスもしっかり利用しました。)

写真は部屋から見たホテルの東方面です。

 部屋に荷物を置いて、早速遅い昼食に出かけました。










こちらの写真はエレベーター・ホール横から吹き抜けの階下を見下ろしたものです。こうしてみると、ヨーロッパで見たどこかの教会の屋根のようです。










食事に向かったのは、ホテルの向かいにあるターミナル21と言う複合ビルです。(写真は3日目の朝に写したものです。)

 但し目の前の道路は横切れないので、一旦近くの地下鉄(MRT-ブルーライン)のスクムウィット駅に降りて、BTSスクムウィット線のアソーク駅横から建物に入ることになります。






金曜日の午後ですが、かなりの人出でした。

 各階にパリとかサンフランシスコとかの世界の都市の名前がついていますが、どの階で何を扱っているのか初めての私達には理解できませんでした。

 レストランも日本の有名店がかなり出店していましたが、バンコクにいるのだからとタイ料理に目星をつけて捜しました。




フードコートもかなり大きいのですが、どの料理がどんな味がするのかわからないので、椅子に坐れてメニューでオーダーできる「Ponn」という店に入りました。










写真の様にマッサマンカレーに何故かトーストがセットされていました。

 この他にグリーンカレーのチャーハンなどを頼みました。



 




 味はまずまずでしたが、オーダーしたビールや料理の一つが通っていなくてちょっとイラっと来ました。お客の半分以上は日本人でした。サービスの向上を祈ります。


エネルギーの補給もできたので、館内をブラブラ。妻たちはお茶してから、今夜のニューハーフ・ショーの割引券をゲットしにHISを捜しに行くというので、わたしはBTSで隣のナナ駅の前に在る両替店へ行きました。

 ネットで見付けたレートの良い両替店の中で、最も近くに在ったので行ってみました。1万円が2,825バーツ(1バーツが3,54円)でなんと空港より183バーツも良い。1万円で650円良い計算になります。でも往復で32バーツの交通費を使うことを考えたら、たくさん換えないとメリットがありませんね。

 それでも迷わずここで両替。銀行のようなシステムで、最初に必要事項を記入し、日本円を窓口で渡すと、引換券をくれます。椅子に座って待っていると7~8分で呼ばれました。結構利用者が多いようです。


外に出たらなんと土砂降り。並んでいる店の庇を使い、何とか駅に登る階段に辿り着きました。

 写真は雨のアソーク・モントリー通りです。

 アソーク駅はこの写真の左側、HISは右側です。通りの右側中ほどにある白くて上の方が斜めに傾斜しているのが、私達の泊まったPullmanホテルです。




 HISに行くと割り引きは切符を購入しなくてはいけないとの事。夜9時の席を購入しました。ドリンク付き1,200バーツ(4,280円)のチケットが900バーツ(3,200円)でした。
 この時はまだ5時過ぎ。もう一つ前の7時半の方が良かったかな。などと話しながら、とにかくショーが行われる、カリプソ・キャバレーのあるASIATIQUE(アジアティック)へ向かいました。

MRTブルーラインでスクムウィットから、シーロムへ。

 写真は社内の優先席の表示です。黄色い3段腹のような記号は何だかわかりますか。 そうです。僧侶です。ちょっと他では見ないので写してみました。流石仏教国ですね。

 シーロムでBTSに乗り換えサパーン・タクシーンへ。

 出口を出て進行方向に向かうとすぐ、バンコクの中央を走るチャオプラヤー川に突き当たります。









BTSの高架の下を左に向かうとASIATIQUE行きの無料フェリー乗り場があります。

 










大勢の人が待っていますが、ボートはかなりの頻度で来るようですし、1艘に押し込む乗客数が半端じゃないので、待つことなく乗船できました。

 わたしたちは最後の方で乗ったので当然立ち席です。
 
 やっと外を写すことが出来ました。

 写真の川岸に見える観覧車がある所が目指すASIATIQUEです。


川を下る事10分足らずで到着です。












 
ここは貿易会社があった場所で、コロニアル様式の建物やレンガ倉庫、船着き場を再活用しています。11万7000㎡の敷地に1,500もの店舗と50軒に近いレストラン、観覧車、そしてこの夜の目的である、ニューハーフ・ショーのカリプソ・キャバレーがあります。








広い通路にはこのような屋台が並んでいます。












時間は6時半過ぎ。7時半に交換できないかとカリプソに向かいました。

 窓口付近で美人の案内嬢(?)に声をかけられました。
7時半に変えられるか確かめてもらいましたが、既に満席との事。残念。後2時間ショッピングと食事をしながら時間を潰すことに。

 HISで買ったものは正規のチケットに変える必要があり、窓口に並びました。









ところが私の番になり処理を始めた途端、ガタン!と言う音と共に真っ暗に。

 なんと停電です。敷地内の全ての建物の電気が消えてしまいました。とんだハプニングです。

 15分程窓口で待ちましたが、回復しません。事務所の中は非常電源が生きていてパソコンは動いていました。

 取り敢えずスタッフも回復を諦めたのか、私の入場券の変更だけはやってくれました。


外に出て少しブラブラしましたが、お店もやっていないので観覧車へ行ってみました。

 ここは別電源なのか、通常通り営業をしていました。1人450バーツ(約1,500円)と高いけど、時間つぶしには丁度いいので乗ってみました。

 これが思ったより速い。でも川沿いの夜景がきれいなのと、室内が空調完備で外の暑さを忘れさせてくれたのが有難かった。

 写真はそのゴンドラからガラス越しに見える夜景です。

観覧車を降りると、何と電気が戻っていました。

 ブラブラと店を覗いていたのですが、お腹が空いて来たので夕食にする事に。

 川岸にテントが張られていて、屋台街のようになっていたので行ってみました。

 凄い人で身動きが取れません。




こちらは何と!ワニの丸焼きです。













こちらはサソリにイナゴ、蜂の子などの昆虫の唐揚げです。

 とても口に入れられそうにないので、シーフードのレストランに行くことにしました。












こちらのレストランです。

 外のテラス席に着いたのですが、オーダーを終えた辺りから小雨がバラついてきました。慌てて部屋の中のテーブルに移動しました。









娘がどうしても外せないと言っていたプー・パッ・ポン・カリーをオーダーしました。蟹をカレーで炒めて溶き卵でとじたタイの定番料理です。

 ところが料理が出てきたのが9時20分前。9時10分前までにカリプソに来るように指示されていたので、折角のおいしい料理もゆっくり味わうことが出来ませんでした。

 劇場は一番奥にあるので小走りで向かいました。


ところが停電が影響していて、前の7時半からのショーがまだ終わっていませんでした。結局劇場内に入ったのは9時20分頃でした。
もっとゆっくり料理を楽しめたのに。

 それまで写真のレストランの周りのテーブルで待つことに。

 劇場の入り口は写真奥の2階部分にあります。




待つこと30分。やっと劇場内へ。

 わたしたちは真ん中寄りの最前列。但しテーブルの前方に2人、そして後ろの長椅子に3人なので、正確には前から2列目でした。

 席に着くとすぐに開幕です。おそらくかなり時間が押していたんでしょう。







 華やかなショーが始まりました。女性は全員ニューハーフ。そのスタイルの良さや美人なのに驚きです。










次々に趣向を凝らしたショーが続きます。













エルビスも登場。













こちらは会場特に日本人客を喜ばせたショーです。

 日本の演歌で踊るこのキャラは大うけでした。













こちらは打って変わって妖艶なダンサー。













この豊満なボディには圧倒されます。










和装のダンサーが衣装替えして再度出てきました。

 私の前の席の彼は、先ほどから狙われていて、後で見ると頬にしっかりとキスマークを付けられていました。





あっという間に1時間半近くのショーがフィナーレ。












大きな拍手を受けながら出演者全員が舞台へ。












外に出ると、綺麗どころがずらりとお見送り。一緒に写真を撮ってくれます。勿論チップは弾まなければいけませんが。











もう11時近くです。

 急いで食事の前に目星を付けておいたショップに行って買い物。

 11時過ぎのボートに乗ってホテルへ。途中シーロムで乗り換えようとした
ら乗換駅を乗り過ごしてしまいました。MRIブルーラインではシーロム駅ですがBTSではサラディーン駅と駅名が違います。




 そのままBTSのサヤーム駅まで行き乗り換えてアソーク駅へ帰りました。これが結果的に良かった。乗り換えもMRTからBTSより、BTSどうしの方が同じ駅で簡単だし、乗車料金も少し安いようです。

 長い1日でした。翌日はアユタヤ観光を予定しています。こちらは次号でお伝えします。
 
 

2019年8月11日日曜日

ミャンマーへ行って来ました_番外編 バガンで野良犬に噛まれた!

前回まで8回にわたりミャンマー旅行の話をお伝えしてきました。いかがだったでしょうか。
今回はその番外編です。

ヤンゴンから日帰りでのチャイテーヨー・パヤー観光、そしてバガンへ移動し2日間にわたり電動バイクとタクシーでの寺院巡り、バガンからインレー湖へ飛び、インレー湖の水上集落観光と翌日のカックー遺跡群観光、そしてヤンゴンに帰って来ての市内観光と駆け足旅行でした。

このご紹介の中で実はバガンでの初日に事件が有りました。すでに「ミャンマーに行ってきましたー3 日目 バガンへ」編で簡単にお伝えしましたが、バイクで「シュエグーチー寺院」を訪れた際、妻が野良犬に噛まれました。写真はその寺院。

見学を終えて、靴を履き、先に出ていた私のところへ小走りで向かっていた時、入り口のお土産屋さんが並んでいる辺りで戯れていた2頭の犬の内1頭が、近づいて来た妻に驚いて反射的に足に噛みつきました。

見ていた私も噛まれた妻も、一瞬のことで何があったかわかりませんでしたが、その犬がキャンキャン泣き叫びながら逃げて行ったので、噛まれたことを知りました。

ジーンズを穿いていたので捲ってみると、かすかに歯型がついていました。これだと大丈夫と思い、持っていたウェットティッシュで拭いてみると、血が付いてきました。後で知ったのですが、犬に噛まれた時は、先ず傷口を水で十分に洗い流すことが必要だったそうです。

近くにいるおばさん達に尋ねても英語は通じないので病院がどこに在るかわかりません。傷は痛んできたらしいけど、バイクには乗れたのとホテルまで10分もかからない所だったので、取り敢えずホテルに戻って病院を紹介してもらうことにしました。

ホテルのフロントで話をすると、直ぐ病院に電話をかけて予約を取り車を準備してくれました。
病院はホテルからニューバガンに向かう途中に有りました。噛まれてから30分強で病院到着。

写真は病院の入り口に立つ案内板です。







こちらが病院の入り口です。

医者がランチなのか診察迄10分程待たされましたが、診断の結果レベル3でワクチンの接種が必要との事。こんな田舎の小さな病院でワクチンがあるのか心配でしたが、犬に噛まれるケースが多いのか、しっかり在庫がありました。






ワクチンは5回打つタイプと、3回打つタイプがありました。5回タイプのものは3日後に2回目を打たないといけないのでこの先旅行を続けるので無理、3回タイプは2回目が1週間後なのでマレーシアに帰ってから打つことが出来るのでこちらを選びました。

写真がそのワクチンの空き箱です。
また、破傷風の注射もあわせて打ちました

ワクチンを打った後傷口の消毒と化膿防止の塗り薬を塗り、治療は終了です。


旅行保険申請用の診断書と領収書を作成してもらいホテルへ。犬に噛まれて1時間以内にすべて終了しました。ホテルの用意した車は有料でしたが、これも後で保険でカバーできました。

狂犬病は3ヶ月ほどの潜伏期間があるとのことです。そこまでは心配ですが、普通の生活を妨げるような症状は何もないので、ホテルで30分程休んだ後、再度バイクでその日とそれ以降の観光を予定通り続けることが出来ました。

クアラルンプールに戻り、保険会社に連絡し同じワクチンがある病院を捜してもらいました。

写真が治療を受けたプリンスコート病院のメインロビーです。









噛まれた1週間後に予約を入れてもらい、ガイド通りに2回目の接種。3回目はその2週間後です。こちらも予定通り接種。

写真はワクチンなどの処置を受けるための受付です。

既に噛まれてから5か月が経ちました。どうやら問題はなかったようです。

今だから笑ってブログネタにできていますが・・・

良かった、良かった。


2019年8月8日木曜日

ミャンマーへ行ってきました_8日目 ヤンゴンからKLへ

シェッタグオン・パゴダの東面
長かったようであっという間に帰国日になってしまいました。

朝食付きだったのでホテルのラウンジで、何と写真のような和定食を。たくあんの下になっているので分かりづらいですが、何と納豆付きです。さすが日系ホテルですね。










食後荷物をまとめ、ホテルのフロントで預かっていただきチェックアウト。タクシーを捕まえてヤンゴンを代表するシェッタグオン・パゴダへむかいました。

左の写真中央が、ホテルから望むシェッタグオン・パゴダです。











西門から入る予定だったのですが、ドライバーが英語が分からず、結局初日の夜訪れた時と同じ東門に行ってしまいました。

この日は日曜日の為か、入り口から大渋滞。外国人専用のカウンターで入場券を買い、長蛇の列に並びエレベーターで境内迄上りました。

写真は境内へと続く渡り廊下です。ここで靴を脱いで袋に入れて持って歩きました。




渡り切ったところから望めるのが、トップにも同じ写真を載せましたが、左の写真のような仏塔群です。

残念なことにメインのパゴダは修復中で網がかかっていました。

但し私がこのブログを上げるころには、きっとこの網も取り払われ、太陽の光を受けて燦燦と輝いていることでしょう。私たちはその輝きを想像していただけでしたが。

非常に広大な境内ですが、参拝客と観光客でごった返していました。左の写真はあまり人のいないところを狙ったもので、混雑具合が分かりづらいですが。

青いネットは修復中の仏塔です。

ガイドを雇っていないので、入り口でもらった境内の案内図を見ながら、リストされているポイントを巡ることにしました。とりあえずここから反時計方向に回り始めました。





ここは中心のパゴダを囲って、東西南北にそれぞれ違った仏様を祀ったお堂が建っています。
左の写真はその東のお堂です。










中は参拝客でいっぱいです。

写真にテレビが2台写っていますが、これは緑の目をしたご本尊が非公開の為、そのお姿を映像で見せているためです。









少し拡大してみました。目の色までは見えないかもしれませんね。

参拝客の多くは地元の方やミャンマー各地から出てこられた方々で、タナカを塗った女性もたくさんいました。







インレー湖でもご紹介しましたが、ここにも金箔で太ってしまった仏像が有りました。











金箔を貼っているところです。

これがなかなか難しいんです。

紙に貼ってある金箔を仏像に押さえつけて、紙だけをはがすのですが、一部だけがついたりして何度もやっていると、金箔が自分の指についてはがれなくなってしまったりします。

それにしても写真の仏像は全く原型をとどめていないですね。


こちらは東門から少し北に向かったところからメインのパゴダを取り囲むように建っている仏塔群です。

ここでもやはり曜日ごとの仏様が有るのですが、前日スーレー・パヤーでお参りしたばかりなのでここではパスしました。






北門近くの中規模のパゴダです。













有名な釣り鐘の前で記念写真を撮る親子(?)おじいちゃんと孫たちかな。子供たちの頬はタナカで真っ白です。

















こちらは東西南北の本堂とは別に立っている仏殿の一つです。

これだけでも相当なものです。いかにこのシェッダグオン・パゴダが大きいのかがわかりますね。








こちらは東北の角にあるちょっと変わった仏様で、境内禁煙にもかかわらずタバコがお供えされています。

謂れは忘れてしまいました。ごめんなさい。









左の写真は北門の参道から南を写したものです。












上の写真の右手にちょっとしたミュージアムがあり、このパゴダの紹介する多くの写真が展示されています。

なかでも圧巻はこのパゴダに奉納されている宝石です。この宝石だけでイギリス占領時に、イギリスが持っていた金の総量より多くの価値が有ったそうです。

一説によるとこの宝石だけでミャンマー国民を数十年食べさせていけるだけの価値が有るそうです。


多くは右側の小さい写真に写っているパゴダの頂部分に収納されています。



















巨大なダイアモンドや、ルビー、エメラルド、サファイア、金製品、真珠等々ありとあらゆる宝石が惜しげもなく飾られています。















余りに多すぎてここでは紹介しきれません。













何じゃ?これは!と言うくらい、何百と言う宝石を使った飾り。ガラスに外の光が反射して見にくいですが、その豪華さはわかると思います。











ミュージアムを後にして、周回を続けました。写真は北の本堂です。

ご本尊から七色の光が!柱も派手。

でも日本では考えられない信仰の篤さです。

どの仏殿も参拝客で満員でした。






インレー湖と違いヤンゴンは35度を超す暑さ。写真は境内に設置された水飲み場です。

大きなタンクが備え付けてありました。









西門近くに、このパゴダを作ったとされるオカラパ王の像が有りました。よく探さないと見落としそうな小さなものでした。










このパゴダにもスーレー・パヤーと同じように金箔をパゴダに運ぶ船が有りました。

行先は左の写真のパゴダの中部に、白い雲で囲まれた門の中でした。

こちらもパスしました。















パゴダの西南の角近くに持ち上げると願いが叶うという石が有りました。早速お祈りを。

何を祈っているのだか。

妻からひと言。「足の裏は見ないで。」

裸足で石畳の上を歩き回るのですから、当然真っ黒です。




境内案内に有ったすべてのポイントを巡ったのですが、あまりに多すぎてご紹介できないのが残念です。仏教に関心のない方でもヤンゴンにお出かけの際は是非訪れてみてください。
お勧めはガイドを雇うこと。もしくは観光ガイド地図と境内案内を参考にして回ることです。

西口の長い階段を下りて地上に降りてきました。靴を履く前にウェットティッシュで足を拭きました。

ウェットティッシュはお寺巡りには欠かせない必須アイテムです。

写真は西門です。ここからGrabを呼んだのですが、見落としてしまいました。結局お客を下ろしたタクシーとGrabの値段で交渉が成立し、次の目的地の国立博物館へ。


最初は歩いて行けるかと考えていたのですが、暑さと意外に距離が有りそうなのでタクシーにして正解でした。

入り口で音声ガイドを借りて館内へ。殆どのフロアが左右2つのテーマの異なる展示室に分かれています。これが5階分あるだけでなく、一つの展示室がとても広く非常に多くの物が展示されています。

写真は王座です。



最初はゆっくり鑑賞していたのですが、半分も見ないうちにすでに1時間以上たっていました。
後は駆け足で回りましたが、時間が有ればもっとゆっくり見たかった展示物が沢山ありました。

こちらは民族文化のフロアに有った、船を模した竪琴です。







外に出たときに丁度お客を下ろしたタクシーがいたので、予定していたレストランへ向かいました。

湖の畔に立つSabai @ DMZと言うタイ料理のお店です。ランチの営業時間終了間際に駆け込みでセーフ。







湖を見渡せるテラス席でランチ。

最初にビール。この日は初めて飲む "TUBORG"と言う銘柄にしました。







妻はフレッシュ・ジュース。ところがこのジュースに入っていた氷が悪かったのか、それとも左の写真の野菜炒めの油が悪かったのかその夜ク
アラルンプールに帰って来てから、七転八倒するほどの腹痛に襲われました。

確かに野菜炒めの油が真っ黒だったので、可能性はありますが、一緒に食べた私が平気だったので、やはり氷かな?

それとも多少の物ではあたらない私の胃が異常なのかな?



食後近くに或るアウンサン・スー・チーの屋敷に食後の散歩がてら歩いて向かいました。

写真は湖の堤防です。日曜日とあって大勢のカップルの姿を目にしました。

暑い中を歩いて行ったのですが、このお屋敷はすでに取り壊されていて、ここかなと思われる門が有ったのみでした。
ガッカリ。


タクシーでホテルに戻り、ジムのシャワールームを使わせていただきシャワーを浴びて着替えました。

さすが住居棟もあるため、立派なジムでした。

予定通り午後4時にホテルを出発し、空港へ。







写真はヤンゴンで良く見かける信号です。残り時間が表示されるのですが、o, b, c、d、Eなどが表示されます。oは小文字のaです。3桁目を表すための様です。Eは小文字でeが
電光掲示できないから、Eだけは大文字になったようです。a→10、b→11、と言う風になっています。因みにこの信号でE7とは147秒待ちと言うことになります。ここの写真は直進は4秒待ち、左折は147秒待ちと言うことにです。長!

左折が長いということでお判りでしょうが、ミャンマーは日本と同じ右側通行です。

国際ターミナルの出発ロビーは到着ロビーより広々としていていました。

驚いたのは日本の「山小屋ラーメン」が出店していたことです。写真のエリアをさらに進み、待合ロビーに降りて行く前にありました。

夕食はここでラーメンを食べて済ませました。

こうして8日間のミャンマー旅行は無事(?)終わりました。約1名無事でなかった人もいましたが。2人旅行の1人ですから当然妻のことです。


その無事で無かった事件は次の特別編でお伝えします。