リペ島二日目は早朝5時に起き、5時45分頃Sunrise Beach(以下サンライズビーチ)に向かいました。
早朝のパタヤビーチは人影もまばら。それでもこんな時間からジョギングを楽しんでいる人も。
朝食の準備をしているレストランがちらほらあるWalking Streetを抜け島を東西に走るメインストリートを右折。右手にPharmacy(薬局)を見て今度は左折し、民家の庭先の様な細い道を少し行き、Gipsy Resortと言うバンガローが並ぶホテルの横を通り抜けると、そこがサンライズビーチです。
写真は6時15分頃のビーチです。水平線の大きな雲が太陽を遮っていたので、太陽が水平線上を上ってくるという訳にはいきませんでしたが、刻々と変わる空の色と、海の色は楽しめました。
雲の端から太陽の光が少し現れました。
サンライズビーチは静かなビーチと思っていたら、何とこちらの方が船が沢山。これでは時間によっては結構うるさいかも。
しかし早朝のこの時間は出港する船はなく、静かでした。
ビーチの南端には小さな島が。その向こうに太陽が顔を見せ始めました。
小さな砂浜は、まるで崖の上に建つホテルのプライベート・ビーチのよう。
45分程サンライズビーチの散歩を楽しみ、ホテルへの帰路に着きました。
写真はランドリーの看板。このようなランドリーが数多くあって、長期滞在者には助かりそうです。潮に濡れた衣服は、やはり早く洗いたいものですよね。
ここは1㎏80バーツ(1バーツ3.5円で計算。約280円)、Walking Streetには70バーツの看板もありました。
こちらがそのWalking Streetの北側の入り口です。この横のセブンイレブンでビーチに行く前にコーヒーを買って行きました。1杯50バーツ(約175円)。
当初の予定では今日はゆっくり休んで、翌日スノーケリングツアーに出かける予定でしたが、天気も良いことだし、急遽午後のツアーに乗ることにして、Walking Streetに在る旅行店を何軒か尋ねました。
写真の様な看板には何通りかのプログラムが紹介されていました。値段は回る島の数や、昼食付か夕食付かなどの条件で変わるようで、どこも殆ど同じような値段でした。
9時から15時までなど午前発がメインのようです。
昼過ぎに出るプログラムの中から私達が選んだのは、写真のPlankton Tripと言って夕方暗くなってから夜光プランクトンの発生海域で泳ぐことをメインとしたプログラムです。
800バーツ(約2,800円)x2人分を支払って予約後ホテルに。
ホテル到着後、クーラーの上でしっぽを冷やしながら熟睡する猫の向こうに見えるレストランで朝食。
部屋への道筋の所々には津波の避難経路の看板が。高地の少ないこの島に津波が来たら人々は間に合うように逃れられるのだろうかと心配になります。(写真の中央の矢印が避難経路)
部屋に戻ると丁度清掃中だったので、二段上に在るもう一つのプールサイドで海を眺めながら時間を過ごしました。
この日は眺めがよく部屋かも写真のように海に浮かぶヨットが良く見えました。
11時半にスノーケリングの用意をしてWalking Streetへ向かいました。
M氏夫人がブログに上げていたピザが美味しいというイタリアンの店を捜し、行ってみたらなんとこの店は夕食だけ。
頭はすっかりピザになっていたので、そこから北に向かってピザを食べられそうなお店探し。その南側には「Elephant」や「Island Pizza」などのお店が有ったのですが、私達が食べたのはWalking Streetの北の端に在る「Paol's Italian Pizza」と言うカウンターだけの小さなピザ屋さんでした。
ちゃんとしたピザ用の窯で焼いてくれるのですが、裏が少し焦げていたりして今一だったかな。それでも1枚100バーツ(約350円)それにコーラが30バーツ(約105円)なので文句は言えないかな。
写真の窯の前で食べたので結構暑かった。
集合時間の1時少し前に予約をした旅行社へ。ここでスノーケリングセットを借ります。10分程で参加者9名全員が揃ったのでビーチへ。
今回の参加者はご主人が東京の大学に留学していたという韓国人の新婚さん。1ヶ月の旅行の途中との事。そして欧州からの新婚カップル。2人の世界にはまっていたので言葉はかけませんでした。後3名は地元タイの女性3人組。この9名に船頭さんと助手でした。
左の写真のようにパタヤビーチの近くでも素晴らしい透明度でした。小さい方の写真はボートのスクリューです。これは舵も兼ねていて、船頭はこのエンジンとスクリューを自在に操って操船します。
写真のヨットの向こうにオレンジ色の建物が上に伸びている所が私達の宿泊しているホテルです。
さてこのプログラムのコースです。
リペ島南岸のパタヤビーチを出発した後島の西端を回りそこから北上。地図上の①のJABANGで最初のスノーケリング。ここは海底から16mほど盛り上がった岩の上にソフトコーラル(柔らかいサンゴ)が密集し、ニモでおなじみのクマノミなどが群生しているらしい。そこから②のKOH HIN NGAM(Hin Ngam島)の南岸でスノーケリング。
その後③つまりその島の東岸に突き出している岬で波で磨かれた黒い石の見学。次に真北に在るこの群島の中でも最も小さい島のいくつかにあたるKOH YANG(Yang島)南岸で最後のスノーケリング。そこから東に向かいこの群島の名前にもなっているKOH ADANG(Adang島)の西岸のビーチで夕日を眺めながらの夕食。暗くなった後リペ島に戻り西南端の岬の近くの海で夜光プランクトンと泳ぐという行程です。
先ず最初のポイントのJabangですが、写真のように沖合にロープが渡してある区画でのスノーケリングとなります。この日は潮の流れが速くロープを便ってのスノーケリングとなります。
泳ぎに多少の自信の有る私でも一度潜って出てくると結構流されいて、ロープに戻ってくるのにも結構力が必要でした。
写真は参加者がロープにつかまり移動している所を水中より撮ったものです。
おまけに満潮の為水位が高くまた潮が少し濁っていて透明度が落ち、その上魚影も少なく期待とはかけ離れたものでした。
早々にこの場所を離れ、②のHin Ngam島へ。ここは透明度も高く珊瑚も沢山あるのですが、魚影が薄い。もう少し沢山の魚が出迎えてくれたらうれしかったのですが。 ここの珊瑚は写真のように縦に伸びたものが多いのが特徴的でした。
でもクマノミの住んでいるソフトコーラルが沢山あり、写真の右下の様クマノミが顔を出している所も結構ありました。
それでも中にはこんなかわいい魚も。
隣には他のグループが。私達のボートも同形の物です。
スノーケリングを終えて次は島を反時計方向に回り込み③の岬へ。
黒っぽい所がすべてきれいな黒石です。
上陸すると係員がやって来てNational Marine Parkの入園料を要求されます。但し1回分は最初にリペ島に着いたとき支払った200バーツに含まれているので、ぞの券を見せるとOKです。
上陸してみると写真のように黒い石と白い石が縞のようになっていました。
乾いた黒石は何の変哲もない黒っぽい石ですが、濡れると写真の様な模様が浮かび上がり飾っておきたいくらい美しくなります。昨年訪れた那智の海岸の黒石と同じ種類の物でした。
リペ島からはすべての自然物の持ち出しが禁止となっています。当然このような石でさえ持ち帰ることはできません。(那智も石の持ち帰りは禁止でした。)
持って帰れないのならと、模様のきれいな石を何個か集めて思い出に写真に撮りました。
ここから北に向かい④のYang島へ。写真のように島から近く小さなビーチまで泳いでいくこともできます。
ここは先ほどのHin Ngam島のように縦に伸びた珊瑚ではなく、写真の様な茸のように平に横に広がったサンゴが多くありました。やはりここでも魚影は薄くガッカリ。
時刻は4時20分、次の目的地⑤のAdang島のビーチへ。
20分程で到着。このビーチの木陰にボートのスタッフに手渡されたマットを引いて夕陽を待ちました。
その間暇なので海に入ったら、何と膝上の水深なのに沢山の魚がいるではありませんか。妻が言うにはここが一番良かったとの事。
写真のようにクマノミも。(この写真、砂浜にお尻を付けて座り前かがみになり水中で写したものです。)
その他にもこんな魚も。
しばらく魚と戯れていたら夕食の準備ができました。
食べている間に太陽が徐々に下がってきました。
やがて西の空が夕陽に焼けてきました。
丁度6時に夕陽は島々の間に落ちて行きました。
辺りが暗くなってきた6時20分頃、荷物を片付けてボートに乗船。今日の最終目的地⑥へ向かいました。リペ島に差し掛かる前辺りから東の方に雷が。暗闇な中を30分程走って目的地に到着。
ボートの上から水面にスノーケルを入れてかき混ぜると夜光プランクトンが光ります。この情景は今まで日本でも見たことがありますが、今日はこの中で泳ぐという初めて体験です。
残念ながら写真は暗くて撮れませんでしたが、水の中で泳いでる自分や他の人を見ると体中、特によく動く手足の周りがまるで電飾人間の様です。女性たちはキャーキャー言いながら大はしゃぎでした。左の写真は広告の写真ですが、感じが分かると思います。
10分足らずでパタヤビーチに着岸後解散。
魚を見るなら西の小さな島々に行った方がいいのかもしれませんが、この夜光プランクトンの中で泳ぐという体験も捨てがたいものでした。
これでリペ島の2日目が終わりました。次の回で3日目と最終日をお伝えします。
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