2014年10月14日火曜日

女子プロゴルフの試合を見に行きました。

10月9日から12日まで、クアラルンプールでアメリカの女子プロゴルフ ツアーの試合が開催されました。正式な名称はSime Darby LPGA Malaysiaです。Sime Darbyと言うのは冠スポンサーでパームオイルで成功したマレーシアの巨大企業です。

LPGA賞金ランキングが先月末で80位以内の選手しか出場資格がなく、残念ながら宮里藍選手や宮里美香選手は出場できませんでした。日本人は上原彩子選手と野村敏京選手(通称ハル)のみで我々日本人には少し寂しい試合でした。

しかし上原選手が3日目を終えたところで、並み居る世界の強豪を凌ぎ、なんと単独2位となり、クアラルンプールに住んでいる日本人にとっては最終日は大いに盛り上がることになりました。

私の知人の何人かの方たちは4日間通しの切符を購入されていましたが、私達夫婦はスケジュールが取れず、この最終日だけの切符を1枚43リンギット、日本円で約1400円で購入していました。


試合が行われたクアラルンプールゴルフ&カントリークラブ(KLGCC)は市の西の郊外に位置していて、南の郊外にある我が家からでも車で20分ほどです。周りの街の喧騒が嘘のような静かで緑豊かな環境の中にあります。

7時半に高速を降り、ゴルフ場に向かう道に入ったところにガードが立っていて駐車場所を指示されました。ゴルフ場周辺の道路の路肩には多くの車が既に停まっていて、私達も前の車に従って駐車しました。歩きだしたら丁度シャトルバスが近くで停車したので乗り込みました。隣に座った中国系のマレー人の方と2、3言話すうちに、バスはゲートに到着しました。 (ちなみに帰りは徒歩で車まで帰りましたが10分程でした。)

受付で切符をパスに交換して、プレゼントの傘を受け取り、スポンサーブースを通り抜けゴルフコースへ。







プレゼントはこれだけでなく、後でトートバッグもゲットしました。(教えてくださったH氏に感謝です。) 写真のパスに空けられた穴は、プレゼントの受領の印です。2つ空いているのは2品受け取ったと言うことです。 1400円の入場料でこんなにもらっていいの?



選手たちがパットの練習をしているのを見ながら、1番ティーに向かうと、丁度第1組がスタートするところでした。

今回は上原選手を応援することが目的なので、最終組の彼女が1番ティーに来るまでは、カリー・ウェブ、ポーラ・クリーマー、ステェイシー・ルイスのような有名選手の組をそれぞれ1~2ホールづつくらい見ることにしました。彼女たちの飛距離や正確性は、テレビで見てる以上に迫力がありました。

たまに失敗してドライバーショットを左に曲げたり、ボールを池に打ち込んだりすると、少し安心させられたのは私だけでしょうか。


クラブハウスが写っている写真は、ランキングトップのステェイシー・ルイス選手(白いポロシャツ)。左の樹の下から打ったところボールが上の枝に当たり更に池の石垣の上を2・3度跳ねたが池に落ちることなくラフに止まりホッとしている? チョット分かりにくいかな?



1番ティーの近くに戻りパットの練習場を見てると、上原選手が出てきました。こちらに近づいてきたので「彩子ちゃん、頑張って」と声をかけると、ニコッと笑ってくれました。


いよいよ、彼女のティーオフ。

小柄な彼女は飛距離があまりないので、2打目以降の勝負となります。1番ホールは残念ながら2打目をグリーン手前のバンカーに入れてしまい、バンカーからいいところに出したのですが、パーパットを惜しくも外してしまい、痛恨のボギースタートとなってしまいました。
この後も惜しいバーディーパットを何度も外してしまい、この出だしのボギーが後後まで足を引っ張る結果になってしまいました。


彼女だけでなく、我々が着いて回った最終組は重い空気が漂い、スコアが伸び悩んでいる隙に一組前にプレイしていた中国のフォン・シャンシャンがこの日だけで-8とスコアーを伸ばし、逆転優勝してしまいました。3打差首位で出たタイのファトラム選手は2位、上原選手はこの日は+2とスコアを落とし、結局16位タイになってしまいました。

後で知ったのですが、私たちがランチを食べていた頃、10番ホールでこの日初の素晴らしいバーディを取っていました。良かったのはこれだけでこの日は彼女の日ではなかったようです。


上原選手にサインをもらうのも気が引けたので諦めて、優勝したフォン選手のサインを帽子にして貰い、車が混みだす前に帰路に着きました。
 
午後から暑くなり、水が足りなくなったのですが、最終組がティーを打ち終わるとプレイしている選手やスタッフの為に、各ホールに置いてあるクーラーボックスで冷やされた飲料水のペットボトルを頂けたので助かりました。

(追)帰宅後取っていたビデオを見ていたら、上原選手の向こうを歩いている私たちが写っていました。

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