写真は今回のツアーに利用したForest City Golf Hotel-Johorの紹介に掲載されたものです。
この写真を見て興味をそそられ今回のツアーを企画しました。
砂地はバンカー扱いではありませんが、結構プレシャーはありそうでした。
前回 ご紹介したユーラシア大陸最南端のピアイ岬から一般道そして高速3号線を利用して約40分程でホテルにチェックインしました。
ホテルのロビーに飾ってあるものですが、流石ゴルフ・ホテルと名を打っているだけあって他のホテルロビーでは滅多に見られないもでした。
チェックイン時にラマダンなので通常の夕食ビュッフェはない旨を伝えられました。その代り1人RM48追加で、百種以上の料理が提供されるラマダンディナーを勧められました。他のチョイスはないとの事。
パッケージに含まれているフリーの夕食の権利を捨てるのも勿体ないし、T夫妻はラマダンディナーを食したことがないとのことなので承諾しました。
写真はロビー一面に設置されているForest City Golf Hotelのジオラマです。中央上辺りにホテルが在り、その周りに2コース(ClassicとLegacy)あり、ともにジャック・ニコラウス親子の設計だそうです。
Forest Cityは中国の一路一帯政策の一環でマレーシアの、元首相(ナジブ氏)との合意でスタートした数十年に及ぶ大プロジェクトです。
このゴルフリゾートの他、人工島を作り巨大タウンも造られます。写真ではシンガポールとの大きさの比較がおかしいですが。今回宿泊したゴルフリゾートも、上のジオラマの奥の方にさらに複数のゴルフ場の建設が予定されています。
チェックイン後部屋へ。
西棟の6階でした。どの部屋からもゴルフ場が見えるようです。
部屋は広く、清潔で快適でした。
ベランダでゴルフ場を見ながら夕涼みもできます。
バスルームも広く、お湯の出も申し分ありませんでした。
バスタブとベッドルームの境が 曇りガラスなので少しセクシーなのが気になりましたが。
本来は日が暮れるまで食べられないはずですが、多くのゲストが中国系なので関係ありませんでした。
私達が下りて行った6時半には生演奏も始まっていました。
私達は、こんなに豪華ではありませんでしたがラマダンディナーの経験は有ったので、別に気になりませんでしたが、初めてのTさんご夫妻は口に合うものが少なく落胆されたようです。
チェックイン時にドリアンが食べ放題と聞いていたのですが、一向にドリアンが出てきません。ドリアン大好きのTさん夫妻の失望感は大きく、そろそろ部屋に戻ろうとしたとき外のテラスでドリアンの提供が始まりました。
ここで受け取り、レストラン内部に持ち込み可です。匂いも少ないのでそういうことができるのでしょうか。あまりドリアンが好きでない私でも幾つか食べられたほどおいしかったです。Tさん夫妻も満足されたようでした。
驚いたのはとてもゴルフをしそうにないマレー系の方がたくさんディナーに来ていたことです。近隣の方がRM118も出して、このラマダンディナーに来るほど人気があったんですね。
このホテル、ゴルフホテルと言ううだけに随所にゴルフ関係の物が。
エレベーターホールにはボールで階の表示が。
レセプションにはランプシェードに。
翌朝ゴルフウエアーに着替えて朝食ビュッフェを。パッケージには夕食1回、朝食1回、ハイティー又はハッピーアワーの飲み物がついています。延泊には朝食のみ。
レストラン横に大きなゴルフショップがあり、中ほどの左側にはロッカールーム及びシャワールームがあります。
ここで名前を告げ外に出るとStaging Areaが有ってカートに自分たちのゴルフセットが載せられていました。ゴルフコース、ティーオフタイム、、それぞれの食事の時間の予約は、パッケージ予約時にします。
この日のゴルフは、私達の部屋から遠い方向にあるLegacyコースです。上の写真はその入り口です。
各カートには消毒液やマスクがセットになったもの、それにクーラーボックスにたっぷりのアイスキューブ、そしてペットボトルの水が一人2本用意されていました。
ペットボトルは飲みかけにしてアイスボックスに戻すのは衛生上良くないので、紹介者のKさんに教わったようにステンレスポットを持参し、アイスで冷やした後そちらに移し替え常時冷たい水が飲めるようにしました。
さてティーオフです。10番ホールからです。Legacyコースのティーマークは各ティの色を塗られた熊です。勿論ジャックニクラウスの代名詞ですね。
白ティーは白熊、赤ティーは赤熊。
ティーグランドもフェアウエイも芝はフカフカ。
周りの砂地は思ったより気にならないくらいフェアウェイは広く、私は1度入れただけでしたが、ラフよりよっぽど打ちやすかった。
これは11番ホールです。真っ直ぐ池の上から狙っても届きそうでしたが、結局右手に逃げてしまいました。
折り返した後の1番ホールです。
ホテルとの距離感が良くわかります。
いかにも南国のリゾートと言った感じ。水面の蓮の花、フェアーウェイの緑、ヤシの木そして点在するバンカー。
コース上からでは両側の砂地が良くわかりません。
こちらの方が 周りの砂地が良くわかりますね。7番のロングホールです。
上がった後はStaging Areaで係員に明日もプレイをすることを伝え、部屋へ。ゆっくりシャワーを浴びてハイティーへ。
パスタもあるような話を聞いていたのですが、この日はピザ3種とポテトフライだけでした。1人1品なので4人で全種をオーダーしてシェア。ま、お昼にはこれで十分だったかな。
少し休憩した後、6時ごろホテルを出てKさんに紹介されたシーフードのレストランへ。ホテルの近くには何もないので、高速を使って近くの町へ。15分ほどで到着。
ところがなんとその店はクローズ。TさんがMAPで見つけてくれた、近くの中華レストランへ。
全くローカルのレストラン。入り口には魚屋甲殻類の泳いでる水槽もあったので期待しましたが。
エビの蒸したもの、イカフライ、豚肉の生姜炒め、野菜の炒め物を頼みました。
写真はエビ料理です。ただ蒸しただけのものを頼んだはずが、クリーム煮のようなものが出てきました。
値段の割に味は今一。リピ無しです。
いつも私たちがゴルフの帰りに寄っているお店の方がよっぽど良いと思いました。
翌日は前日と同様朝食ビュッフェの後、荷造りしてチェックアウト。ここでひと悶着。チェックイン時にスタッフのミスで請求額を間違えていました。急にお金を支払ってくださいとのことでビックリ。それも追加のRM48の全額。よく聞くと数字が合わない。最終的にはRM48がRM40しかチャージされたなかったのでその差額を支払い。単純な計算を間違えているし、責任は自分たちにあるのに上から目線には相当ガッカリ。このパッケージ自体にケチが付いた感じを持たされてしまいました。
ロッカールームに荷物を収納して、この日はClassicコースです。
こちらはLegacyより砂地が少ない代わりに多くのホールで水が絡んできました。
向こうに見えるのはLegasyにもあった休憩所です。ショートホールの手前にあるようです。
何番ホールか忘れましたが、こんな美しいホールもありました。
Classicコースの上り9番と18番は、両方とも、グリーンへ池越えの難しいホールとなっていました。
2つの池を超えなければグリーンに上がれません。
1打目がきちんと当たれば3打でのグリーンオンは可能なんですが、それがなかなかうまくいきませんでした。
ホテルの対応に少し問題はあったものの、ゴルフ場は素晴らしく、再度チャレンジしてみたくなるコースでした。
ホテルにはこんなきれいなプールもあるのですが、今回はパス。
ロッカールームでシャワーを浴びて、帰路につきました。帰りもランチ難民になりました。
高速道路のサービスエリアで食べるつもりでしたが、行けども行けども入りたいような店がない。結局スレンバン近くまで戻り、Subwayが有ったのでやっとランチ。3時を過ぎていました。Tさんご夫妻をコンドまでお送りして帰宅したのは5時半でした。往復ほぼ800㎞の行程でしたが、運転手が2人だったのでそれほど疲れませんでした。ジョホールには他にもいいゴルフ場があるので又行きたいとTさんと話しています。
以上。