KL銀座のブキッ・ビンタン地区の一角にある、おしゃれなレストランやバーの並ぶチャンカッ・ブキッ・ビンタンのJalan Beranganという通りにこのレストランはありました。
土曜日の夕方なので交通渋滞もなく、家から15分のドライブでブキッ・ビンタンに到着。モノレール駅の北側の交差点を過ぎて最初の通りを左折して入り、300mほどの左側にその店はありました。早く着きすぎたので、近くのホテルの駐車場に車を停めて辺りを散歩。ついでに足を延ばして10分程のところにある伊勢丹の入っているLOT10まで行き、伊勢丹デパ地下名物のアンパンを買って来ました。
写真はその途中にある、有名な屋台街のじゃらんアローです。
6時30分の予約だったので15分前にレストランへ。なんとお客は私たちだけでした。4品と1ドリンクのセットメニューをオーダー。
まずは前菜の生ハムのサラダ。
次はミネストローネ。
メインはスズキのグリル。
この時点で7時15分ですが、いまだに別のお客がいないのでまるで貸し切り状態です。マジックの開演は8時から。私は既に2杯目のビールに手をつけていたので、後45分もあるのでもう1杯かなと思いながら最後のデザートを待っていたら、日本人のYUKIさんと言う方がテーブルへいらっしゃいました。ここでテーブルマジックを披露してくださいました。
最初はカードを使った手品、そしてリングを使った手品と定番のマジックですが、目の前でやっているのに種が分からない。妻が32周年と書いたトランプをストックの中に入れたのに1番上にあったり、手元ばかり見ていたら、そのカードを歯でくわえていたりビックリの連続でした。
一番笑えたのは私の左手の上にトランプのストックをおいて右手で覆わせ1番上から選んでいたカードを取りだしたのですが、ここまでは普通。右手を外したらなんと左手の上にはトランプではなくプラスチックの板が乗っていました。これにはビックリ。妻にはカードかプラスチックかわからないのかと馬鹿にされる始末。でも分からないものは分からない。
最後は1枚選んだカードを裏返してみたら、なんとHappy Anniversary と書かれたカードに変っていました。
続いてローソクが灯された妻のデザートが運ばれてきて、その皿にも結婚32周年のお祝いの言葉が書かれていました。この時の妻の驚きようは大変でした。「何でこんなの準備できてるの!?」と。 実はオーダーを取った後妻が手洗いに行っている間にウェイトレスが来て、今日は何か特別な日ですかと聞かれたので結婚記念日の話をしておいたのです。私自身もこんなサービスがあるとは思っていなかったので、妻同様驚きました。残念なのは予約時に私が苗字・名前の順で記入していたので、私の名前が入るべきところが苗字になってしまったことです。
4人のマジシャン(そのうち3人は日本人で一組は双子の兄弟)によるマジックショー。30分ほどのショーですが観客も巻き込み、とても楽しいショーでした。色々と演出も考えられていて、最前列に座っていた妻やカップルの女性はかなり驚かされていました。何より良いのは距離が近いことです。
あっという間に終わってしまいましたが、楽しい時間を過ごすことができました。従業員の皆さんやマジシャンの皆さんの温かいおもてなしに、記憶に残る記念日となりました。
ここでは毎夜8時10時12時の3回公演だそうで、おそらく遅くなるほど客が増えるのかと思います。インターネットでの予約も可能です。行ってみたい方はKL J&P Magicで検索してみてください。