2024年5月16日木曜日

タンジュン・カランとセキンチャンへ

 

レストランからの夕陽

 同じコンドに住んでいるCさんご夫妻に、タンジュン・カランでの夕食に誘われました。

 タンジュン・カラン(Tanjung Karang=サンゴ岬)はクアラルンプールの西北の海岸線にある町です。丁度クアラ・セランゴールとセキンチャンの中間に位置します。(ハートのマークの所です。)

クアラルンプールの自宅から車で約1時間半ほどで到着しました。思ったより大きな町で、中心部から西に向かい海岸沿いの道に出ると、何軒かの海鮮料理のお店が道沿いに点在しています。

近くを流れているテンギ川(Sungai Tengi)の河口に大きな漁港があり、ここで水揚げされた新鮮なSeafoodをリーズナブルな値段で食べれると人気の場所らしいです。

 先ずSeafoodの卸店で、持ち帰り用と今夕の食事用にエビや魚を購入しました。

私たちは明日の夕食用にエビとキスのような小魚を買いました。




翌日料理前に写したものです。大きさの比較のために七味唐辛子の瓶を置いてみました。

エビが4尾でRM12(360円)。魚が6尾でRM17(550円)でした。

 魚も色々な種類の物を販売していました。サメがいたのにはびっくりでした。

今夕の食事用に買ったのは左側の魚と同じ魚のもう少しサイズの大きなものでした。

その場で鱗を落としたりはらわたを抜いたりしてくれます。




 その時間を利用して近くのセキンチャン(Sekinchan)にある稲の博物館(Paddy Museum)に行ってみました。Paddyはマレー語ではpadiと書きます。




 セキンチャンはマレーシア最大の穀倉地帯です。見渡す限りの水田が広がっています。

日本と違い季節感が全くありません。




 先ずギャラリーで稲の種から出荷までの過程を説明するビデオを見ます。





 その後館内に展示されている品々をバックにして記念撮影。





 社長になったつもりで。しかも秘書も2人雇ってみました(?)。





 因みに入場料はRM5。お土産に真空パッの写真のお米を1人1パックいただけます。




 館の外に出て水田をバックに記念写真。基本的にマレーシアは二期作ですが品種によっては三期作の物も有るようです。また稲の育たない季節が無いので、途切れなく収穫できるようです。
 ここからセキンチャンのビーチに行ってみました。夕方なのでそれほど暑くもなく散歩を楽しんでいる方々もいらっしゃいました。
 ビーチには貝殻がびっしり。干潟なので泳ぐことはできないようですが、目の前に広がるマラッカ海峡に落ちる夕日は一見の価値が有るかも知れません。          
 こちらはセキンチャンの漁港です。    
セキンチャンの町にも沢山のSeafoodのレストランんが有りますが、C氏によればTanjung Karangの方が美味しいそうです。     

  タンジュン・カランに戻って魚を受け取り、隣の友誼海鮮飯店に。



 このレストランはテンギ川の河口の南岸に在り、左側はもうマラッカ海峡です。




 ここで写真のカニを3匹選びました。





 卸店で買って来たエビは卵と一緒に蒸してもらいました。








 カニも蒸していただきました。






 魚は半分に切って頭側をフィッシュヘッドカレーに。それと豆腐と野菜の煮込みをオーダーしました。

エビもカニも魚も身がしまって、とっても美味でした。

これでで7,000円弱。安い!





 お腹いっぱいで大満足の夕食でした。




 食事を終えた頃丁度夕日が沈み始めました。








 美しい夕日をバックに記念写真を撮りまくりました。

この時期に雨に降られることなく夕日をいられましたが、帰路は大雨で大変でした。食事をごちそうしてくださり、運転迄してくださったT氏に感謝です。

 夕食だけと思っていたのにセキンチャンの水田とビーチ、それに美しい夕陽迄ついた完璧なツアー(?)でした。