マウンテン・リゾートのビーチ |
前回(2年前)とは違い、今回はランカウイ空港近くのテラガ港からのフェリーを予約しました。(前回はクアのフェリー乗り場からのフェエリーを予約したのに、間違えてテラガ港へ行ってしまった苦い経験が。)
クアラルンプール第2空港(KLIA2)を、定刻20分遅れの7時25分に出発。到着は8時半。9時半発のフェリーは、1時間前にチェックインしなければならないので焦る。荷物を預けなくて正解。ランカウイ空港のロビーが新しくなっていたのにビックリしながら、速足でタクシー乗り場へ。Grabを呼ぶ時間の余裕も無いので、タクシーチケットを30リンギットで購入。(Grabでもフェリーの送迎オプションで買っていても12リンギットだったのに。)
10分のドライブで9時10分前にフェリー乗り場に到着。
写真はフェリーターミナルの建物です。
車を降りると、スタッフがカウンターに案内してくれました。ここでインターネットで予約した確認書を渡し、バウチャーを受け取りました。
写真はそのカウンターです。
それを持って、建物の反対側にあるカウンターへ移動し、チェックイン。乗船券をもらいます。このバウチャーは帰りのチェックインでも利用します。
写真が乗船券をもらうカウンターです。この写真の右側から出国審査・乗船となります。
すでに多くの乗客が待っていましたが、何とアジア人は私達のみでした。欧米から何故にこんな辺鄙な島に来るのか不思議です。バックパッカーだけではなく、子供連れもいます。
写真はハーバーから、ランカウイ・ケーブルカーで上る展望台の有る山を見たところです。
9時に乗船開始。まずマレーシアの出国手続き。乗船前にパスポートをスタッフに預けさせられます。返還はリペ島に着いて、タイの入国手続きをする前でした。フェリーはほぼ満席。
全員の乗船完了まで30分程かかりましたが、何とか定刻の9時30分に出港。
写真が私たちが乗ったKenangan-6(思い出6号)です。
写真は、その船室です。
強めの冷房が効いています。
1時間10分ほどで、リペ島沖合に到着。
海がコバルトブルーです。この海を見るために来たって感が強くなりました。
小舟に乗り換えてパタヤビーチの浮き桟橋へ。
以前のように小舟から、水の中に降りることはなく、足元も濡れないし、荷物も桟橋に下ろすので濡れることはありません。
心配だったので、今回はわざわざざ大き目のザックを買って、担いでいったのに、結構多くのお乗船客はスーツケースでした。
桟橋左側に写っているような小舟が沖合に停泊しているフェリーとの間を、何往復もして、人と荷物を運びます。
問題は入国審査です。
前回クタからのフェリーで来た時は、ビーチにある船会社のカウンターで、預けてあったパスポートと出入国カードを受け取り記入後、すぐ隣の入国審査の窓口に並びました。30分かからず、すべての処理が終わりました。詳しくは私のブログの2017年11月11日付「タイのモルディブ_リペ島」編を参照してください。、
ところが今回は何と1時間半もかかってしまいました。手順はまず船会社のカウンターの横にあるカフェ付近で待つように指示されました。後で分かったのですが、リペ島発の乗客との混雑を避けるための手段だったようです。上の写真でその混雑具合が分かると思います。
その後、乗船客の手続きが終わった段階で、カウンター前の椅子に座るように指示されました。
左の写真がパスポート受け取りを待っているところです。
荷物は船から降ろされ、写真のように、日が燦燦と当たるビーチに置かれていますが、パスポートの手続きが終わるまで触らないように注意されてしまいました。
たむろしている現地の人たちの中に、私たちの泊まるホテルのスタッフを見つけました。私たちを待っているとのこと。迎えの依頼が伝わっていたので一安心。
待つこと1時間、順次名前が呼ばれ始めました。待っている間別のカウンターで、帰りのフェリーのバウチャーに確認のスタンプをもらいます。10時半の便なのに8時に来るようガイドされました。
名前と国名を呼ばれパスポートと入国カードを返してもらい、ビーチから50m程中にはいたところにある、イミグレーションのプレハブへ。写真の中央奥のブルーのテントのかかったところです。
船会社のカウンターでコントロールしているので入国審査は数分で終わり。少し戻ったところにある入島税の支払い場所で、1人200バーツを支払い券をもらいます。これはアイランドホッピングへ行くときに必要になることが有ります。
ホテルのスタッフが荷物を持ってシャトルバスへ。(実際は写真のトラックです。これが滞在中の私たちの足になりました。一般にはバイクに座席を付けたタクシーが、この島での交通手段になります。)
スタッフが言うには、前回私たちの利用したイミグレーションも以前同様使用されているそうです。そちらはクアから来たフェリー便用らしい。今回利用した方は最近できたものですが、ホテルのスタッフにも評判が悪いそうです。この日は1時間半でまだよい方で、2時間待ちは普通だそうです。乗船時間は短いけれど、入国審査でこんなにかかるのならどっちがいいとは言えないですね。
途中未舗装の道を揺られながら5~6分で今回の宿、Mountain Resortに到着。前回は便利なことを優先してパタヤビーチのホテルにしましたが、今回は静かさを取って、島の北東の角にあるこのホテルにしました。名前にマウンテンと付くので山の上の様ですが、ビーチまでは標高差30mもありません。ロビーやレストランから白い砂のビーチが見下ろせます。このホテルにして正解だと思いました。
ホテルレストランのテラスより |
チェックイン後これから3泊する部屋へ。敷地内にいろいろなタイプのバンガローが点在しています。私たちはデラックス・ガーデンビューと言う部屋にしました。1泊14,000円ぐらいでした。私たちの部屋は19号室で東の端に並ぶバンガローの一つで、写真のような造りです。
部屋は明るく、簡素です。
バルコニーにはハンモックもあり、そこからは、海も少しですが見えます。
(写真の右手の方に海が見えます。)
トイレとシャワーは外にあり星を見ながらシャワーを浴びることができますと言うとロマンティックですが、写真のような簡易型かつ開放的なのシャワーとトイレです。
蚊が心配でしたが、殆どいませんでした。前回は結構いたので防蚊スプレーを結構撒きましたが、今回は不要でした。蟻が結構いましたが、無視できるほどでした。
荷物をほどいてランチへ。ロビー隣のレストランのテラス席から、白いビーチと海底の状況でついた見事な海のグラデュエーションの対比を眺めながらのビールは最高でした。
テラスからの眺めの全貌は、少し上の方にご紹介したパノラマ写真を参照してください。
イミグレーションでイライラしていた気持ちも、海からの涼しい風に吹き飛ばされて行きました。
ランチ後ビールの酔いを少し覚ませてから、ビーチへ。このホテルは部屋に2色のバスタオルが用意されています。色がついた方が海やプールへの持ち出し用で、白は室内用です。チェックイン時に白はビーチに持って行かないよう注意されます。
ホテルの階段を降りたところのミニショップでシュノーケリング道具を借ります。1品50バーツ(
160円位)です。今回は水中眼鏡とシュノーケルのセットのみ借りました。
ビーチからすぐのところにサンゴ礁があります。写真のような「くまのみ」もすぐ見つかりました。
ビーチからすぐのところにサンゴ礁があります。写真のような「くまのみ」もすぐ見つかりました。
他にもかなりの熱帯魚が間近に見られました。
このビーチは夕日が有名です。しかし、それは翌日以降と言うことにして、この日は早めに切り上げました。
写真は夕日でピンクに染まってきたビーチです。
ホテルが午後6時から10時まで、島の繁華街への送迎シャトルを出しています。往復しているので最大でも15分以内には次の便に乗ることができます。この日は最初の6時の便に乗りました。
目的は前回おいしかったステーキを食べることと、そのレストランから眺める夕日です。
先ず席についてビールをオーダー。飲んでいると写真のように、丁度日が沈み始めました。ここからの夕日もやっぱり捨てたものではなかった。
先ず席についてビールをオーダー。飲んでいると写真のように、丁度日が沈み始めました。ここからの夕日もやっぱり捨てたものではなかった。
ステーキをオーダーしようとしたら、楽しみにしていたテンダーロインが品切れとのこと。ガッカリ。代わりに私はプライムリブとエビのセット(写真手前、奥はサラダ)、妻はサーロインを。
プライムリブは薄切りで今一。サーロインはまずまずでした。どちらも600バーツ前後(2,000円前後)なので、こんな物かな。
食後涼しくなってきたビーチを散歩。
写真はウオーキングストリートのビーチ側の入り口。その右側が夕食を楽しんだステーキハウスです。
前回何度も往復した、この島唯一の繁華街「ウォーキング・ストリート」は前回に比べ欧米人の数が非常に多く感じました。反対に前は大勢いた中国人が少なかったようです。
帰り道、ステーキハウス近くに或る代理店で、翌日のアイランドホッピングを予約。前回楽しんだ夜光虫の中で泳ぐツアーが無くなっていました。どうしたんでしょう。
今回は一番沢山の場所を回る7島巡りにしました。700バーツ(2,500円弱)です)。ランチ、シュノーケリング用具付きです。写真のパンフレットの真ん中に或るPROGRAM Bです。
このアイランドホッピングの様子は次の回にお伝えします。