2017年12月23日土曜日

Sky Mirror(スカイミラー) - 天空の鏡

先日Bukit Jalilゴルフ場の日本人メンバーを主とした12名で、マレーシアのウユニ塩湖と呼ばれているスカイミラーに行って来ました。



クアラルンプールの北西の海岸沿いにクアラ・セランゴール(Kuala Selangor)と言う町があります。
その街の北端を流れているセランゴール川(Sungai Selangor)の河口近くの船着き場(Jetti)からボートに乗りマラッカ海峡に出て20分程のところに、このスカイミラーと呼ばれている砂州が有ります。

クアラルンプールに住む日本人にはお馴染みの蛍観光の場所はこの川を逆に20分程遡った所に有ります。

又この船着き場の西側にはBukit Melewatiと言う猿で有名な観光スポットが有ります。以前(2015年4月7日)のブログ「蛍を見に行って来ました」でご紹介していますので興味のおありの方はそちらも参照して下さい。




7時少し過ぎにマイクロバスでBukit Jalil ゴルフ場を出発して約1時間半のドライブ。因みにバスの賃貸は一人70リンギット(約1820円)でした。
平日に関わらず渋滞もなく順調だったので早く着きすぎたため、船着き場近くのショップロットの一角にあるレストランでコーヒータイム。

写真のレストランで、コーヒー1杯1.4リンギット(約36円)だったかな。とにかくとっても安かった。


9時を回ったので2~3ブロック先に在る船着き場へ。ボートツアーの受付で料金を支払いボートが出るまで時間つぶし。

写真の料金表のように外国人の大人は1人100リンギット(約2,600円)

ここからはイーグルを見るツアーや蛍を見るツアーも出ているようです。




船着き場の建物の壁に描かれたスカイミラーの絵の前で記念撮影ができるようになっていました。
何故か「天空の」は日本語で「鏡」の字は中国語の簡体字になっています(笑い)。


写真の大きさのボートで20名弱まで乗れそうです。

桟橋両側の砂地には沢山のムツゴロウ(?)が穴を掘ったり餌を捜したりしていました。

この日のツアーも大盛況で、100名近い人たちが集まってきていました。

9時半出港と聞いていたのですが、潮の関係か結局私達の乗ったボートが出港したのは10時半近くになっていました。

私達のツアーはTさんご夫妻が企画して下さったのですが、ご夫妻は既に行ったことがあるのでボートには乗らずバスのガイドの方と待っていて下さるとの事。

同じボートには私達10名の他に6名の中国人。
操縦士の他にガイドが2名。そのうちの一人が日本語が少しわかるのですが、この日本語が・・・、「お前たちこっちに来い。」的な酷さ。きっと日本軍が悪者の戦争映画で覚えたのでしょう。肝心のガイドは中国語なので、分かる範囲で私が通訳を。


船は5分程でセランゴール川の河口へ。ここからマラッカ海峡を西進。

写真はセランゴール川河口です。この辺りは結構川幅も広くなっています。

ラッキーなことにこの頃から青空が広がってきました。ミラーも晴れてないと鮮明さが落ちてしまいそうで心配していましたが。




船着き場を出て30分程すると前方に突然砂州が現れてきました。

既に数隻のボートが観光客を砂州におろしていました。








午前11時砂州に上陸(?)

想像していたより砂は黒っぽい。しかしどうやってこのような広大の砂州が海の真ん中に出来たのでしょう?着いた頃はまだ潮が引いている段階で、帰路に着く1時間後には倍以上の広さになっていました。

風もなく絶好の天気。既に歩いている人々の影が水面に写っているのが分かります。



各ボートのガイドたちがそれぞれ小物を持ってきていて、それを使って各自写真を撮ったりガイドに撮ってもらったりしました。私達が撮ると動いた後にすぐ撮ってしまうので、小さな波が影の映りを悪くしてしまいます。ガイドは私達に数十秒じっとさせ波が収まってから撮るのできれいに取れます。






上の写真とこの写真はガイドが撮ってくれたものです。












こちらは私が妻を撮ったものです。

手前の水面に波がたっているので、反射した影がはっきりとは写っていません。







右の写真と次の2枚はガイドに撮ってもらったものです。

「吹っ飛べ~」








どれも面白いアングルですね。

「踏んづけるぞ~」

















「食べちゃうぞ~」
















ここからの2枚は専属のカメラマンが写したものです。
フィルターをかけているのでより鮮明に撮れていますね。










帰港後にSDカードかUSBを受け付けに渡すとこの日に写したすべての画像をコピーしてくれます。(他のグループの物も含んでいるので100枚を超します。)但しカメラマンが2人いるのでどのカメラマンに撮ってもらったか申告する必要があるので要注意です。







1時間ほど滞在してボートに戻ると、ランチとしてナシレマが配られました。具の何もないナシレマでしたが、問題なく食べられました。その他に水やお菓子も頂きました。


写真は帰路を急ぐ同じツアーのボート。





船着き場近くで待っていていただいたTさんご夫妻と合流し、川の反対側に在るいくつかのシーフードレストランの1軒の「陸運」と言うお店に昼食を食べに行きました。









ビールがおいしかった。

レストランから先ほどボートで走ったセランゴール川を眺めた写真です。









初めての方がいらっしゃるので、食後猿を見に行くことになりました。

以前のブログにも同じような写真を載せましたが、今回も同じような写真を撮ってしまいました。







今回は道路端で売っている餌(インゲン豆よりもっと長い豆を切りそろえたもの。)を2リンギット約52円)で買い、餌やり。

ここの猿は問題になっている日本の猿と違い、人を引っ掻いたりすることはなく、遠慮がちに餌をねだってきます。

2種類の猿がいるのですが、この黒い方の猿、通称ベッカム猿の勢力が大きいようです。










赤ちゃんはなぜか金色。












良く見ると愛嬌の有る顔をしている。












今回は猿を見ただけで灯台も砲台も見ずに引き上げました。
帰路も渋滞に全く合わず1時間半かからず16時15分頃Bukit Jalilに到着しました。天候にも恵まれ記憶に残る1日でした。企画して下さったTさんご夫妻に感謝・感謝でした。
興味のおありの方は、このブログの最初の写真に記載されている電話番号にかけるか、パンダツアーの様なスカイミラーツアーを企画している旅行社に問い合わせると良いでしょう。又ネットでSky Mirrorで検索すれば結構色んな情報が取れると思います。

以上です。