忙しくしていた為(言い訳ですが)、筆がと言うか指が鈍っていました。今日は少し時間ができたのでシャア・アラムと言うクアラルンプールの西隣りのセランゴール州の州都にある、ブルーモスクについて書いてみたいと思います。
先日、と言っても少し前のことになりますが、ゴルフに行った帰りに、帰宅ルートから少し北に入ったシャア・アラムに寄ってみました。目的は国内最大のモスクであるブルー・モスクの見学です。
ブルーモスクと言うのは、そのモスクドームと4本のミナレット(尖塔)が青と白で美しく装飾されているところからつけられたニックネームで、本当はスルタン・サラフディン・アブドゥル・アジス・
シャー・モスクと言う長い名前がついています。
ビジターの入り口はモスクドームの東側にあり、ここで靴を脱いで上がり、女性は長いローブとスカーフを借りて着用。男性は短パンやタンクトップでは入れないので要注意です。
ブルーに輝くドームの外壁にはコーランの第36章が刻まれています。ドームの天井内部に一周して第13章が書かれています。礼拝台(部屋のメッカの方向、クアラルンプールではほぼ真西に位置する)に向かって中央の通路を挟んで、右側に男性が、左側と2階席に女性が入るそうです。床にモザイクの線が描かれている上に立ち、まず胸の前に腕を交叉して祈り、次に膝を折り床に頭をつけて祈った後座りもう一度祈ります。再び立ち上がりこの動作を4回繰り返すそうです。金曜日はイスラムの休日で多くの礼拝者が来場するので冷房やファンが効いて涼しいそうですが、この日のドーム内は結構暑かった。
建物の内部には宴会場のような場所やカフェテラスのような施設もあり、驚くような低価格で食事ができるそうです。一度チャレンジしてみたいものです。妻はこのモスクがいたく気に入り、日本の親戚や友人に送る絵葉書が欲しかったらしいのですが売っていなくて残念がっていました。
先に触れましたがガイドは無料でしたが、とても丁寧なガイドだったのでチップを払おうとしましたが受け取っていただけませんでした。ただし寄付は歓迎とのことで、コメントの記帳と心ばかりの寄付をして来ました。
日本から来た方々をお連れしたいのですが、ここしかこの近辺には見るべきものがないのが残念な気がしました。